メリーランド大学パーカー校

1856年創立のメリーランド大学カレッジパーク校は公立大学である。学部生総登録者数は30,608人（2023年秋）で、郊外にある1,347エーカーのキャンパスに位置している。学期制を採用している。メリーランド大学カレッジパーク校は、2025年版の「ベスト・カレッジ（Best Colleges）」で全米大学ランキング44位にランクされている。州内の授業料は11,808ドル、州外の授業料は41,186ドルである。

ワシントンD.C.とボルチモアの間に位置するメリーランド大学は、大都市での生活を体験しやすい郊外型のライフスタイルを学生に提供している。カレッジパークにあるフラッグシップ・キャンパスには、ワシントンD.C.メトロの駅があり、首都にも近い。キャンパス内には60近くのクラブや同好会を含む800以上のクラブや組織がある。新入生やその他の学生はキャンパス内に住む必要はない。その他の活動に参加したい学生は、同校のウェブサイト「SEE UMD」を参照することができる。「SEE UMD」は「Student Recreational Activities」の略で、映画上映会、コメディ・ショー、講演会などのイベントを開催している。スポーツも年間を通じて気晴らしになる。メリーランド・キャバルリーはNCAAビッグ10カンファレンスに所属している。マスコットの "Testudo "はダイヤモンドバックテラピンで、メリーランド州の公式爬虫類である。キャンパス内には複数のテストゥードの彫刻があり、そのうちのひとつはマッケルディン図書館の前に鎮座し、特に試験前に鼻をこすると幸運が訪れると信じられている。

メリーランド大学は、トップクラスの教育学大学院プログラムと、名門のジェームズ・クラーク工学部を誇り、ロバート・H・スミス・スクール・オブ・ビジネスでは、絶賛されるプログラムを提供している。2050年までにカーボン・ニュートラルを目指す計画や、学食の廃棄物を大学全体で堆肥化する取り組みなど、持続可能性とクリーンエネルギーへの取り組みが評価され、定期的に表彰を受けている。NASAの科学者チャールズ・ベネット、放送ジャーナリストのコニー・チョン、セサミストリートやマペットショーの生みの親であるジム・ヘンソンなど、様々な専門分野で著名なメリーランド大学の卒業生がいる。